見逃した昔の映画を映画館で観たいなら3選
映画を見ることが好きだが、パソコンやテレビで見るよりはやはり映画館で見たほうが作品に没入できる。外界の刺激をすべてそぎ落とし、映画と私だけの世界を作り出してくれる映画館が好きだ。
しかし最近は忙しくなってしまい、公開中の映画を全て拾い上げるのは難しくなってきた。「気になっていたけれど、上映が終わってしまった」なんてこともしばしば。
だから、私は定期的に、昔公開していた映画を上映している映画館のスケジュールを確認するようにしている。「あれ、映画館で見たかったなー」という作品があったら、見に行くという算段だ。
というわけで、私が利用したことのある「昔の映画を公開している映画館」を紹介する。
キネカ大森
「見逃した映画」系シネマとしては最強のラインナップを取りそろえる優秀な映画館。
<名画座2本立て>というシリーズで、既にDVDレンタル店に並んでいるような作品を1週限定で2本公開。ちなみに翌週には別の2作品が1週間公開されるので、毎週のように別の作品を楽しむことが出来る。
普通に公開している作品も、「既に劇場公開は終わりつつあるけれど、DVDレンタル店には並んでいない」といった作品が多い。例えば「三度目の殺人」や「ダンケルク」が11月4日~公開される、といったように(前者は3週間、後者は2週間公開なので期間は少々短めだが)。
ちなみに、<名画座2本立て>の方はいつでも一般1300円で見れるし、普通の映画を見る分にも、メンバーズカードを持っていればいつでも1300円で見れる(キネカ大森はテアトルシネマグループです)。
テアトルシネマグループのカードは以下の参照。
なお、私は存在を知らなかったが、名画座キネカードと呼ばれる会員サービスもあるらしい。3000円で購入し、3回名画座を見れるとのこと。しかも3回見終えた後は、6か月間の間ならばいつでも1000円で見れるようになり、さらに5回見るごとに1回鑑賞が無料になる。とてもお得だ。
小さい映画館ではありがちなことだが、席のオンライン予約が出来ないので注意が必要だ。実は行ったのがかなり前だったので記憶は定かではないが、確か席も指定ではなく入場した人から順に好きな席に座っていく形式だったと思う。
目黒シネマ
こちらは前述したキネカ大森でいうところの<名画座2本立て>のみを常に上映しているスタイルの映画館。
常に2本の映画が公開しており、1週間ごとに上演作品が変更していくスタイル。
一般1500円。ウェブでチケットを出力して持っていけば、1400円。
ちなみにウェブサイトで明言されているが、1回1400円で入場したら2作品を同じ劇場で見ることが可能(2本を交互に上映しているため)。実質1本700円で見れるということだろう。ちなみに、僕は2本続けてみたことはまだない。
こちらも席はチケットを購入した方から順番に並んで、入場していく方式。ウェブ予約などはない。
チケットの券売機がラーメン屋でおなじみのチケット券売機なのがちょっとツボ。待合室に本が並んでいたりと雰囲気は最高である。
TOHOシネマズ新宿
最後にメジャーどころをあげておく。
最新映画をばかすか深夜まで公開している優秀な映画館ではあるが、実はこっそり遥か昔に公開していた名画も上映してるのだ。
朝の10時~ 一日に1回だけ上映。今は野良犬という作品が公開されている。
調べてみたら、1949年の映画だった。
過去には「ローマの休日」が公開されていてびっくりした。
ピンポイントの上映なのでなかなか行けないが、最新の設備が揃った強靭な映画館で名作を楽しみたい方はチェックして見るといいかもしれない。
ちなみに、料金は一般1100円。安く設定されているので、お得だ。
以上、昔の映画を見たいなら3選でした。
見つけたら順次更新していくよ。