定時後に映画館

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キングオブコント2023にコント未経験者が挑戦した

 

midoumairu.hatenablog.com

 

何を思ったかただの会社員が漫才をしようとM-1グランプリに挑戦し散ったその約1年後・・・

 

私はキングオブコント2023に挑戦していた。

 

何があったかというと、去年M1グランプリで敗北した私は単純に悔しかったので、M1グランプリ2023に向けて相方と一緒にアマチュアでも3000円ぐらいのエントリーフィーを出せば出演できるフリーライブにちまちまと参加して力を磨いていたのであった。

そのフリーライブでは投票で1位になった芸人が上位ライブに参加できる権利を得られる性質のもので、ありがたいことに我々コンビには友人がたくさんいたから集客の力もあり上位ライブに勝ち上がり何回か漫才をすることが出来た。ある程度舞台慣れもしたし、挑戦するネタも固まったので、M1グランプリ2023にもすでにエントリー済みだ。

 

そんな中、せっかく芸人をやるならばコントにも挑戦をしたいと思いだしたのが、今年の5月頃。しかし、社会人である以上しょっちゅう舞台に立つことも難しく、漫才を優先していた私はコントに挑戦をする時間的・精神的な余裕がなかった。練習することもなく、漫才よりもハードルの高いコントの大会に出るわけにもいかず・・・といった状態だったので、相方に”やろうぜ”と声をかけあぐねていた。


話は逸れるが私は複数のコンビを組んでいる。
前述した通り社会人には時間がない。が、私はネタをつくるのも舞台に立つのも割と好きなので、一般的な社会人よりは笑いへのモチベーションが高いようだ。相方1名のペースに合わせていたら、私が作っていくネタが溜まっていく一方で舞台で披露することが出来ない。

幸いにも私には面白い友人が複数人おり、オファーに乗ってくれた友人が何人かいた。結果。コンビを複数組み、私が中心となって(傲慢だがネタ合わせの日程調整もネタ作りも劇場との調整もすべて私がやっているのでそう言わざるを得ない)漫才をコンビあたり月1回ペース、コンビが複数あるので大体月3回ぐらい舞台に立つような生活を送っていた。

 

閑話休題。コンビがありがたいことに複数あるので、”キングオブコントに向けて練習していこうぜ”と勇気を出して相方たちに声をかけたのだが、意外にも乗ってくれる人がいなかった。まあ衣装の用意とか練習のむずかしさ(動きがあるので漫才よりも難しいし、カラオケのような狭い場所ではない練習場所を確保しないといけない)とかでハードルが高いのは分かる。だが、私は諦めきれなかった。

ということで、やる気がめちゃくちゃありそうな新しい相方をオファーし、”漫才を10回程度舞台でやったことがあるがコント未経験の私”と”舞台に立ったことのない相方”で挑むことになった。未経験者なのは仕方がない、もはやコンビ結成の頃にはエントリー開始になっていたし、事前にフリーライブでネタを披露するほどの時間もなかったのだ。

だが、結果的にはぶっつけ本番のキングオブコントの舞台で、生涯で一番の大きな笑いを起こせたから相方には感謝している。ありがとう’(この記事は見せてないけど)。

 

結成までの経緯はこんなもので、ここから先は実際にどのように本番を迎えたのかを書いていきたい。

キングオブコントはM1グランプリと違ってネットで応募が可能だ。第一希望から第三希望まで出演希望日を提出すればOK。M1は写真が必要だったり紙でのエントリーシートの記入(しかも捺印あり)が必要だったりと応募にハードルをもうけられているが、キングオブコントは手軽に応募できてしまう。おそらく、漫才はマイク一本あればど素人でもできてしまうのでハードルが低いが、コントは前述した通りハードルが高い。ゆえに応募時点でハードルを設けないと応募数が増えすぎてしまうからM1は応募の工数が多いのだろう。その点、キングオブコントは手軽にエントリーできたからよかった。

なお、M1グランプリは複数コンビを結成して同一人物がエントリー可能なのに対し、キングオブコントはそれが出来ない。つまり、私という人間が複数コンビでエントリーするのはNGなので、とっておきの1組で挑む必要があるのだ(普通は複数コンビを組まないように思える。が、意外にも社会人アマチュアでは複数コンビを組んでいる人が多い。私と同じような理由なのだろう)。

 

というわけで、エントリー完了。ちなみに希望した日に出演するのが決まるのは結構直前。M1は1週間前までには確定するのに対し、キングオブコントは確か5日前とかに出演日が決まって、出演時間に関しては数日前(3日?いや流石にもっと時間あったかな、)に決定だったので、しっかりとエントリー希望した3日間をあけておかなければいけない。社会人には厳しいところだが、2023については休日の候補が多かったので、我々は3日とも土日祝で挑むことが出来た。よかった。

 

まあ日程調整については↑の通りなのだが、3つの候補日のうちどの日程になったとしてもそのタイミングでネタが出来るように準備をしていかなければならない。我々は結成が遅かったので、本番まで1か月程度しか時間がなかった(ネタのストックすらない状況で)。

ある程度漫才でネタ作成からネタあわせ、本番までのリズムは掴めているとはいえ、相方は舞台初めてで、リードしなければならない私もコントは未経験。どのように進めていったか・・・

は、明日以降に更新するわ。いったんこれでリリースするからちょっと待っててな。