定時後に映画館

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友達に誘われたFilmarks、でもKINENOTEとの関係を断ち切れない

SNSというSNSを一切やっていない私に、心優しき友人が「Filmarks」というサービスをオススメしてくれた。繋がりというものは良いものだ。

 

映画が好きということもあり、「Filmarks」というサービスは知っていたし、薄々気になってはいた。しかし、2013年から私は「KINENOTE」を使っている。

www.kinenote.com

 

KINENOTEもFilmarksと同じく、鑑賞した映画を登録し、感想などを書き留めておけるサービスである。4年近くも使っているだけあり、ずぶずぶな関係である。

 

どれぐらいずぶずぶかというと。

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これだけ登録している。

流石に新しい映画記録サービスを使おうという気にはなれない。過去の振り返りは簡単な方が良い。スイッチすると情報が二手に分かれてしまうから、面倒だ。

 

しかし、せっかく誘っていただいたのに「いや私、もう他のサービス使ってるから、ずぶずぶに浸かっているから」と二つ返事で断るほど社会性が欠如しているわけではない。

とりあえず併用してみればいいじゃないか。面倒かもしれないけれど、とりあえずは2つのサービスで今後は見た映画を登録していこう。

 

というわけで、さっそくFilmarksのアプリをダウンロードし、サービスを開始する。「どうせアプリしかないんでしょ?」と思っていたが、ちゃんとブラウザでもサービスを使えるみたいだ。PC使いが多い私にとってはありがたい。

filmarks.com

 

せっかくなので私に交友という名の手を差し伸べてくれた友人を友達登録し、今朝見た映画をちょっと登録してみた。

 

面倒だし、名バレが怖いのでキャプチャなどは貼らないが、FilmarksにはKINENOTEにない魅力が結構あるということにすぐに気付いてしまった。使いやすいんだわ、FIlmarks。

 

ポイントは3点。

 

◇Filmarksにはアプリがある

僕はandroidユーザーなので、スマホアプリがないKINENOTEでは映画館で見た映画をその直後に登録する、みたいなことがしにくい。登録し忘れも発生するし、登録は色んな手段で簡単に出来たほうが良いのは当然である。

 

iOSユーザーの皆さんは、確かKINENOTEアプリがあったはずなので、ぜひそちらを利用してほしい。結構使い勝手がよさそうだった。早くandroid版を出してほしい。

 

◇KINENOTEよりもFilmarksのほうがSNS

「タイムライン」がFilmarksにはあるのが特徴的だ。友達が何をお気に入りし、何を見たのかが一目でわかる。もちろん、タイムラインには自分が登録した情報も表示される。

私はコミュニケーションが上手くないので、人との関係を取り持つために「あ、この映画見たんだ、どうだった?」という入口で会話を始めることがかなり多い。そのため、「友人が何を見たか、どんな映画を見たいか」を把握できるのは私にはとてもありがたい。何なら「じゃあ今度この映画見に行こうよ」みたいなコミュニケーションも生まれるかもしれない。妄想がとまらないぜ。

 

※KINENOTEもユーザーをフォロー出来るが、そのフォローしたユーザーが何を登録して、どんな感想を書いたかを目視するのに手間がかかる。

 

◇映画関係のニュースが表示されるので、暇つぶしにもってこい

私はニュースアプリ等をダウンロードしていないので、映画を好きでいながら映画の情報に疎いという致命的な弱点を有している。もはや客観的にみたら映画が好きではなさそうな人なのだけれど、私が好きと言っているのだからしょうがない。

 

midoumairu.hatenablog.com

 ↑かつて森見登美彦先生の入場者特典を逃すという失態を犯した。

 

だが、もうそんな心配はいらない。Filmarksには「FILMAGA」と呼ばれる映画に関する読み物がまとまっているサービスがある。暇つぶしにはもってこいだし、最新映画の情報をちゃんと収集することが出来る。これはありがたい。

 

さて、利用を開始してものの数時間でFilmarksの魅力に心を奪われてしまったわけだが、それでも私はKINENOTEを使い続けたいと思う。

 

というのも、KINENOTEには①100点満点で評価をつけるので、他者の評価がより参考になる。②カレンダー機能で見れる映画がすぐわかる。などなど、Filmarksにはない魅力もたくさんある。ただただコツコツと記録をしていきたい人なら、KINENOTEのほうが肩の力を抜いて利用できるかもしれない。

私もどちらかというとSNS的な人間関係を面倒だと思いがちな人なので、ただ何も考えずに記録が出来るKINENOTEを使いやすいと思う。

 

玄人向けのKINENOTE、映画をコミュニケーションツールとして使いたい人のFilmarks。そんなイメージだ。私はその中間をふわふわしているので、しばらく二股しようといった魂胆である。

 

以下余談。

 

 

「KINENOTE」のTOPにある「KINENOTEでできること」の女の子のイラストが良い(仮称:キネ子さん)。もっと前面に推し出せばよいのに。

間の抜けた表情でありながらメリハリのついた身体つきというギャップ。それでありながらもいやらしくないさっぱりとした画風なので、鼻につかない。

 

他のサービスを使いだしたらキネ子さんに怒られるサービスを作ろう。

 

キネ子さん「ふーん、Filmarksのほうがいいんだ。4年も付き合ってたのに」

私「いや、あれは誘われただけだからさ。人間づきあいってものがあるんだよ」

キネ子さん「でも私も使ってくれないとイヤ」

 

みたいな。

 

以上、FilmarksとKINENOTEを比較検討した結果、どちらも使っている私の戯言でした。