たこやきレインボー「まいど!おおきに!」をアイドルよくわからない僕がオススメする
たこやきレインボーというアイドルの、「まいど!おおきに!」というアルバムを友人からもらった。誕生日プレゼントだ。嬉しい。
CDが2枚入っているので、おそらく上記リンクのTYPE-Eであると思われる。
↑ちなみに、紫の子のカードもゲット。その名も、堀くるみちゃん。可愛い。
おそらく僕にCDをくれた彼は、たこやきレインボーが好きなんだと思う。
だったら、たこやきレインボーの魅力を伝え、ファンを増やすのに貢献するのが最大の恩返しなのではないか。
というわけで、たこやきレインボー「まいど!おおきに!」を聴いた感想を真剣に書いていく。
なお、音楽を聴くのは好きだが、知識は皆無。
そしてたこやきレインボーについてもよくわかっていない。
そんな人間がオススメするという、無茶企画だ。生暖かい目で、挑戦を見守ってほしい。
たこやきレインボーとは。
とは言ったものの、ちゃんとたこやきレインボーについてある程度調べてから、彼女らの楽曲を楽しむのが礼儀であろう。
ということで、彼女らについて調べてみた。
まず、アイドルユニットである以上、大切なのは人だ!
しかしメンバー全員紹介していると長文となってしまうので、簡潔に済ませるために、リンクを貼っておく。
見ていただいたら分かるが、5人のアイドルがいる。青・緑・黄・桃・紫。
黄色の清井咲希ちゃんが一番好き。
で、たこやきレインボーというグループは何なんだろうということで、wikiを見てみると、
たこやきレインボーは、スターダストプロモーションに所属する関西出身の女性タレント5人による日本の女性アイドルグループである。「ももいろクローバーZ」、「私立恵比寿中学」、「チームしゃちほこ」の姉妹グループ。愛称はたこ虹。
ももクロの姉妹アイドルとのこと。今後の活躍が期待されますな。
紹介動画があったので、こちらを見ると分かりやすいね。
まいど!おおきに!たこやきレインボーです!〜全国はじめましてVTR〜
さて、最低限の知識を入れたところで、早速聴いていきましょう。
アイドル楽曲となると、どのパートを誰が歌っているとか、アイドルのキャラクターによって掛け声とか合いの手の歌詞が変わるんじゃないかとか、もっと楽しむ方法があるのではないかと思いつつも、ちょっとそこまで言及すると、「よくわからない人が伝える魅力」というコンセプトからずれるので、そこは諦める。
目的は、よく知らない人でも、楽しめる曲紹介だ。ほないくで。
総括
元気いっぱいなアルバムだった。さすがアイドルと言いますか、関西出身っ子だけで構成されていると言いますか、アゲアゲな曲が揃い踏み。バラードっぽいバラードは一切なかった。よくドライブ中の選曲を頼まれるのだけれど、このアルバム流しておけば大体ずっとテンション高いままいられるんじゃないかなーって思えるぐらい、元気極振りだった。
そして、歌詞に関西の地名が入っている曲が結構あって、地元に根付いたアイドルと言うことが聴いただけでわかる。1stらしい、完璧な自己紹介アルバムだったと思う。
Disc 1
ここからは1曲ずつ感想を述べていくぞ。
◇ありがとう たこやきレインボーです
他の楽曲よりも尺が短い、アルバムの導入曲。タイトルにユニット名が入っているだけあって、歌詞も「たこたこたこやきレインボー」が何度もリピートされており、聴く者すべてに「たこやきレインボー」という存在を知らしめている。
マーチ調でわくわく感があり、「楽しい時間が始まるで」の一言で曲が占められているという完璧な終わり方。次の曲が仕方がなくてしょうがないぜ!ライブでは最初に歌ってほしいな!
◇ちちんぷいぷいぷい
たこやきレインボー / ちちんぷいぷいぷい_(ショートバージョン)
youtubeにもあった。
歌詞が大阪に染まっており、地元愛が溢れんばかりの1曲。DJ?の「are you ready?」の掛け声からの「ぷいぷい」のリピートによってテンションがうなぎ上り。
大阪のアイドルやで!と分からせる中毒性を有した素晴らしい楽曲だった。
◇めっちゃDISCO
曲名の通り、ディスコ調。ちちんぷいぷいぷいで徹底的に高められたテンションを、ある程度和らげる心地よいリズム感。熱をもったクールダウン楽曲。
◇尼崎テクノ
テクノ調、というのだろうこのピコピコ感は。曲名でテクノって言ってるし、正しいのだろう。このゲームミュージックを想起させる感じは好き。
後半のラップで曲の雰囲気が一気に変わって面白い。ちなみに尼崎も兵庫県の地名であり、ここでも地元愛は完璧に表現されている。
尼崎はどこなのか?という視聴者全員の疑問を体現し、怒るでしかし!というツッコミとともに次の曲へのつなぎもこなすオチも素晴らしい。
◇怒るでしかし!
怒らないアイドル達。アイドル楽曲らしく曲が始まり、癖になるサビ。
怒るでしかし!\ふー!/怒るでしかし!\ふー!!/
◇恋するビリケンさん
インド感がすごい。ビリケンさん解釈の新境地。
謎のインド感で突き放した後の、なんかジャニーズ楽曲にありそうな(怒られそうな一言だけど、他の表現が見当たらない)キャッチーなサビのギャップが良い。ギャップ萌えである。
◇どっとjpジャパーン!
シングルで発売されている楽曲。関西の紹介では飽き足らず、日本全土に進出した記念的楽曲であると言える。曲調が読めない、不思議な楽曲だと私は思った。
なおここでも、楽曲の盛り上げ役としてDJさんが活躍していらっしゃる。
◇ええねん
アイドルは救いである。下を向いて、落ち込んでいる我々男性を励ましてくれる、救いを体現した楽曲「ええねん」。ひたすら「ええねん」を浴びせてくれる優しさに溢れる一曲。
◇ナナイロダンス
私の、このアルバム一押しの楽曲。
正統派アイドルらしい歌詞とメロディ。彼女らの関西良かったのだが、徹底してアイドルらしい曲があまり見当たらないなあと思っていたところに、この楽曲が現れた。
「両手を広げて~」「大きく息を吸って~」という掛け声。サビの「ふわふわ!」「えびでー!」という合いの手。完璧にアイドル。至高である。
今すぐにでもサイリウムを振り回したくなる一曲。
DISC2
既に2500字程度書いているが、たこやきレインボーが与えてくれた元気のおかげで、筆は休むことを知らない。そのまま書き続ける。
◇overture ~tacoture~
これから冒険が始まるかのような壮大なイントロからの……なんかこれもゲームミュージック感があって好き。わからないかな、この感じ。
1分半の短い楽曲だが、「ありがとう たこやきレインボーです」と同様にアルバム導入曲としての役割をしっかり担っている。
◇ナンバサイバンジャー
優しい滑り出しの明るい楽曲。にこにこと彼女らが歌っている姿を想像しながら両手を左右にひたすら振っていたい。良くも悪くも、耳触りがよく、他の曲に比べると尖っていない気がする。
◇オーバー・ザ・たこやきレインボー
ユニット名が入る、おそらく彼女らの代表曲。1stシングルのようだ。
たこやきレインボー「オーバー・ザ・たこやきレインボー」MUSIC VIDEO
何が良いかと言うと、名曲「オーバー・ザ・レインボー」に綺麗に乗っかったタイトル、そして一部歌詞。
大阪っぽい感じあるし、ただパクっててつまんない曲だったら意味がないのだけれど、しっかり良曲に仕上げて「名曲に乗っかった楽曲」というハードルをしっかり超えていった。サビも何となく、「オーバー・ザ・レインボー」っぽいのが面白い。
一応参考。
◇なにわのはにわ
語呂の良いタイトルと地元愛。
徹底ふざけており、好感が持てる。ここまでアルバムを聴き通して思うのだけれど、たこやきレインボー楽曲は先が読めない。この曲もメロからサビが想像つかないので、サビに入ったときの感動がすごい。
女の子の「にゃ」の可愛さは半端にないよな。よく楽曲に仕込んだ。
◇絶唱!なにわで生まれた少女たち
たこやきレインボー「絶唱!なにわで生まれた少女たち」 MUSIC VIDEO
こちらもシングルになっているみたい。連続する「なにわ」ソング。
メンバー全員のソロパートが明確に分かれており、彼女らが個人としてどのようなキャラクターを持っているかをアピールできる一曲。さすが「ももクロ」の姉妹ユニット。
環状線ゲームなんだな、関西だしな。
◇元気売りの少女~浪花名歌五十選~
たこやきレインボー「元気売りの少女〜浪花名歌五十選〜」MUSIC VIDEO
怒涛のシングル曲ラッシュ。マッチ売りの少女を思わせるタイトル。名作に乗っかり、印象に刷り込む素晴らしい大阪スタイル。
アルバムで聴いた楽曲ではあるが、PVを見ていたほうが楽しいな。サビの勢いとぴょんぴょん跳ねる5人が可愛い。
◇クリぼっちONEDAY!!
たこやきレインボー「クリぼっちONEDAY!!」MUSIC VIDEO
DISC2の「救い」枠。クリぼっちだった私の心に、明るすぎる曲調と励ましの歌詞が突き刺さる。「次はもっともっと素敵な恋せなあかんわ」そうだよな、うんうん。
前向きに生きていける気がするよ、ありがとう、ありがとう・・・。
◇六甲たこおろし
私は野球事情に全く詳しくないんだけど、これって阪神タイガースの応援歌「六甲おろし」がサビじゃないですか?耳に馴染んでいる曲が組み込まれているから、とてもキャッチーだよね。リピートしちゃう系楽曲。
こんなこともできるんだなあ、地元に愛されてる。
最後の楽曲、オチにこんな驚きを提供してくるのがビックリだよ。
ライブ映像があったので、貼っておきます。
聴き終えて、書き終えて
なんか、好きになりそうだわ。どーしよう。