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【オーシャンズ8】あなたが8人目か(感想:ネタバレあり)

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見てきた。

オーシャンズ11は最近DVDで借りてみたのだけれど、12、13の記憶は曖昧。

本作はオーシャンズ11を見て楽しめた人だったら、楽しめる作品だったと思う。

オーシャンズ8を見に行きたい!」と思う人なら、全員損せず帰れる良作だったと思う。

 

簡単にネタバレありでざっくり感想を書いておく。

いきなりネタバレだぞ。

 

オーシャンズ11と世界観は共有している

サンドラブロックが演じるデビー・オーシャンは、ダニーの妹。オーシャンズ11の登場人物も本作に何人か現れる。

本筋には関係ないぐらいの関わりかな~って思っていたら、結構ガッツリ盗みのトリックに使われている。

本作のターゲットはカルティエの豪華なネックレスなわけだが、カルティエネックレスだけを盗んだと思わせておいて、舞台の美術館に飾られていた他の宝石を根こそぎ奪ってきていたというネタ晴らしが後半行われる。

で、そのトリックに噛んでいたのが、イエン(体術がすごい人)。

いや、そこで前作のキャラクターに頼っちゃうのかよ!?

って正直思ったけれど、まぁダブルサプライズってことでよかったのかもしれない。

 

アンハサウェイの立ち位置が美味しすぎる

本作のターゲットはアンハサウェイという触れ込みなのだが、本当のターゲットはデビー・オーシャンが入獄する理由になった男性(デビ―はハメられた)。宝石を奪うのが本作の表のミッションだが、裏のミッションはその罪を男性に着せるというもの。

オーシャンズ11では元妻の現恋人をハメていたけれど、本作は元カレ(ビジネスパートナー?)をハメている。基本的に物語の流れは11と8で同じなのだけれど(ジョージクルーニーの立ち位置でサンドラブロックが、ブラットピットの立ち位置でケイトブランシェットが活躍する)、女性版と男性版でそういったディテールが異なるのが面白い。

 

で、アンハサウェイが美味しい立ち位置過ぎる。

物語中盤、宝石盗みが完了するまで彼女はターゲットとして描かれているが、結果実はオーシャンズ8の仲間でした~というネタばらしがある。

自己顕示欲が強くて、ちょっと間抜けな感じがするターゲットだったのに、物語の中盤で実はオーシャンズの悪事に勘づいていて、完全犯罪のために仲間入りするという掌返し。

僕はもともとアンハサウェイが好きなのだけれど、彼女の魅力がぎゃんぎゃん突き刺さってくる映画だった。

 

見せ場が綺麗

舞台はメットガラ。来賓はみんな着飾ってくるわけだけど、オーシャンズは各々役割を持ちメットガラに潜入し、ミッションコンプリート後にはバラバラに分解された宝石を各々が身に着け優雅にその場を立ち去っていく。

彼女らが出ていくシーンでは、スタッフとして潜入していたメンバーもきれいにドレスを着飾っているわけ。「やってやったぜ」感があって好き。各々が主役っていう結構見せ場だと思う。

 

おまけ

なんというか・・・感想が書くのが難しいって言うか、マジもんの優等生映画って、書くのに困るんだよなあ。普通に面白かったし、ぶれなく皆楽しめると思うので、友達とかと見に行くには最高の映画だと思う。