定時後に映画館

仕事の片手間に映画の話をします。

【ふたりはプリキュア】期間限定無料公開中なので、ベストエピソード5話を厳選する(~21話まで)

www.precure-anniv.com

 

私はTVアニメやドラマをあまり見ない。なぜなら、話数が多く疲れてしまうからである。しかし、複数話にわたって展開されるストーリーだからこそ、キャラクターに深みが出るし、クライマックスがより彩られるという魅力も良く分かっているつもりだ。

 

だから、こういう機会があると、出来るだけ飛びつくようにする。

15年も続いている人気コンテンツの地盤を固めた初代プリキュアを見ないわけにはいかない。

 

というわけで、久々の土日の暇を利用してとりあえず11話まで視聴した。

今後8月の終わりにかけて、49話をすべて無料で公開してくれるらしい。太っ腹だぜ。

当然初視聴である。他のプリキュアシリーズも見たことがない。旅行先の宿で、朝なんとなく付けたTVで流し見をしたことがあるぐらいだ。

 

ここまで見た全体的な感想は、

◆女児が見ることを意識した道徳的内容が含まれている。

ほのかさんは大人顔負けの正論で敵やモブに教えを説くシーンが多く、なぎさは失敗からの成長エピソードが多い。彼女らの活躍を通じて、

基本なぎさ視点で話が進むのは、多くの視聴者が共感しやすいのがなぎさで、憧れるのがほのかだからかと思われる。

 

◆あくまでもプリキュアではなく、女子中学生の話。

肉弾戦がメインで、〆は必殺技のワンパン。

女子中学生が正義のヒーローになって戦う話ではあるが、話の中心は主人公2人を取り巻く人間関係や学園生活にあり、戦闘自体はコンパクトにまとまっているのが良い。ギミックが多すぎるとおっさんは疲れてしまう。

 

◆シンプルで分かりやすい。

週刊連載でさえ前の週の話を思い出せないときがある私にとっては、話の筋書きが分かりやすすぎるのがとてもありがたい。しかも毎話、前回のあらすじをなぎさちゃんが語ってくれるのだ。49週も続くストーリーだからこそ、子ども向けだからこそ、そこらへんの置いてぼりにならないような配慮は徹底している。女児向けアニメって楽しいな。

 

まぁ11話まで見た感想だけど、おおよそ49話までこんな感じで進むんだろうから、この感想が覆ることもないだろう。

 

というわけで、これから本題に入る。

これから49話全てを視聴する予定の私が、49話中これだけは見ておけという5話を厳選したいと思う。

毎週この記事は更新していく予定だ。下記の更新スケジュールに沿って、この記事も更新していく。途中で飽きたら、辞める。

7/27(金)~8/2 (木) 2話から11話 無料配信
8/3 (金)~8/9 (木)12話から21話 無料配信
8/10(金)~8/16(木)22話から31話 無料配信
8/17(金)~8/23(木)32話から40話 無料配信
8/24(金)~8/30(木)41話から49話 無料配信

49話をすべて視聴し終えた段階で、「これだけは見ておくべきである5話」を選出したい。49話全部解放までは、見たところまでで良かったエピソードの紹介をすることになる。

というわけで、紹介を始めよう。

~11話まで

敵幹部5名のうち2名が11話段階で脱落。結構なスピード感で進む。

この段階で見逃せないと思ったエピソードは2つ。

◆5話 「マジヤバ! 捨て身のピーサード

1話から敵幹部としてプリキュアを苦しめてきたピーサードの(おそらく)ラストエピソード。失敗が続き敵のボスからの信頼を失ったピーサードが、背水の陣でプリキュアとの戦闘に臨む。

1話では終始きょとん顔で戦闘に臨み、それ以降なんとなく面白そうだからとプリキュアとして戦ってきたほのかの正義感が、ピーサードの見事な下種っぷりを前にして浮彫となったのが本エピソードの推しポイント。大人顔負けの正論を声を荒げて敵に説くほのかさんの学級委員長力がたまらない、彼女が正義のヒーローになった瞬間がこのエピソードかと思う。

強き者による支配が正しいという信念を曲げず、本当の強者を確かめるべくプリキュアと真正面からぶつかり最後まで散っていったピーサードは、5話で散るにはもったいない人材であった。

女児向けのアニメで「命乞いをしろ、自分だけ助けてほしいと言え」というパワーワードを耳にできるとは。彼が散った後の脳筋幹部は敵としてはあまり魅力的ではないので(コメディをするうえでは有能だが)、彼の退場が惜しい。

 

◆8話 「プリキュア解散! ぶっちゃけ早すぎ!?」 

解散するには早過ぎである。思春期を爆発させたなぎさが、ほのかに対して「友達でもなんでもない」と言い放ち、ふたりは気まずい雰囲気に。元々プリキュアになるまで関わりがあったわけでもないので、7話までは余所余所しさがあったのだが、このエピソードの後半でお互いの思いをぶつけあったことで、二人は本当の友達に。このエピソードの最後から、苗字呼びから名前呼びへと変わった。

8話こそ、週間で展開している連続TVアニメーションの強みが発揮されているエピソードだと思う。これまでなぎさとほのかの考え方の違いは散々取り上げられてきた中でふたりの考え方や価値観が明確に異なっていることでのトラブルを起こし、そのうえで「違うからこそ惹かれ合う」という答えに落ち着く話の筋書きは完璧だ。

ネットで伝説の8話と名高い理由もよくわかる。この物語は、8話から、本当の「ふたりは」プリキュアとなったのだ。

~21話まで

敵幹部5名中4名が21話までに脱落。あと半分以上あるけれど、話持つのかしら。

気に入った話は1つ。

◆21話「衝撃デート! キリヤの真実」

12話~20話までの文脈を踏まえたうえでの高評価。

敵幹部のキリヤ君は中学生として学校に潜入し、ほのかやなぎさ(主にほのかだが)と接触回数を踏んでいたのだが、次第にほのかのことを好きになってしまい、結果プリキュアとしての彼女らと闘うのではなく、自らプリズムストーンを差し出す形で散っていった。

キリヤの立場上、彼はプリキュアと闘わざるを得ない立場(それをキリヤ君は"運命"と呼んでいる)なのだが、自ら戦うことを拒む形で運命に抗った。ただのクソガキだったのだが、ほのかとの関係を通じて人間としての心を取り戻し、悪としてではなく人間として死ぬことを決意した彼の決断の重みを、10話分の重みを感じられる1話となっている。

 20話で散ったポイズニ―が狡猾な根っからの悪であったため、彼の善意が際立っているのも高ポイント。


プリキュア15周年記念【公式】ふたりはプリキュア 第21話「衝撃デート! キリヤの真実」

↑あらすじでなぎさが「5つのプリズムストーンのうち5つが私達の手の中に・・・」的なことを言っているようにしか聞こえないけれど、「7つ」の間違いだよね。

 

21話までは以上。

時間があれば来週以降、22話~の感想を更新する。

ではまた。