定時後に映画館

仕事の片手間に映画の話をします。

自己啓発本は「残酷すぎる成功法則」を読めば十分なのではないか。

 

残酷すぎる成功法則  9割まちがえる「その常識」を科学する

残酷すぎる成功法則 9割まちがえる「その常識」を科学する

 

 

 

私は、自己啓発本を読むのが大好きで、特に具体的な行動に起こさず「世の中はこうなっているのか」と知的好奇心を満たすことに喜びを感じる。

 

特に行動は起こさないので、「この本に書かれていることは間違っている!」と実証できることは少ない。そもそも自己啓発本に書かれていることなんて、短期的に成果が出るものは少なく、「本当に効果があるか」検証するのは困難である。

 

しかし、読者が実践しなくても「これは効果があるな」と納得して読み進めることが出来る自己啓発本もある。データ・エビデンスがしっかりと記載されているものだ。

多くの人がこのような行動をとって、このような結果が出ている。

そういった証拠をつきつけられれば、「まぁ私が実践して失敗したらたまたま外れ値だっただけだよね」と認めざるを得ない。そもそも私は行動には起こさないのだけれど。

 

世の中には「証拠もなく(自ら、あるいは周囲の少数の人間の経験を証拠としている)主張している自己啓発本」が溢れかえっている。そういう本は「この人はこういう法則を信じているんだな」とエッセイを読む感覚でいると面白いのだが、基本的に自己啓発本に求める要素は違う。

成功する法則を教えてほしいのだ。そのためには、データ・エビデンスに基づかれた法則が書かれていなければ話にならない。

 

前置きが長くなったが、要は何が言いたいかというとこういうことだ。

「残酷すぎる成功法則」は本当に成功できそうな法則のみが記載されている素晴らしい本だ。エビデンス・データにもどついたこの世の法則が余すことなく記載されている。

 

内容を頭に叩き込むためにアウトプットの意味を込めて印象に残った部分をメモ書きさせてもらう。

なお、以下に書く内容は「本に記載されている内容そのものではなく、その内容を読んだ結果私が感じ取った結果」でしかないので、内容と多少ずれている部分もある。正確な成功法則は、本を読んで学んでほしい。

 

第1章 成功するにはエリートコースを目指すべき?

全部80点より、100点に近しい強みを見つけて、それを活かせる場を選ぶこと。

 

第2章 「いい人」は成功できない?

王者は結局いい人、ずる賢い人は頂点にはたどり着けない。

ゲーム理論の"回答"が記載されている(「基本は相手を信じる、裏切られたら相手と同じ行動をする。時折相手を許す」が最強らしい)。

妬まない、自分から裏切らない、相手の行動に則る(裏切られたら裏切る/しかし時に許す)を心がければ良い。なお、私利私欲を全く考えない聖人は搾取されるので、裏切られたときの対応は大事。

 

第3章 勝者は決して諦めず、切り替えの早い者は勝てないのか?

この章はメモしておきたい箇所があまりに多すぎるので、総論を簡単にまとめることが出来ない。自分の目標を達成するための術があらゆるアプローチから記載されている章だ。私が覚えておこうと思ったことだけ記載しておく。

 

引き寄せの法則」は自分が達成したことを想像することで満足を覚えてしまい、本当の実現から遠ざかってしまう可能性があるものだということ。しかも、脳が虚の達成感で満たされた後に現実を直視したときに、落ち込みやすい。

 

「WOOP」に則って目標達成への方法を考えるとよい。

願いをイメージする、願いがもたらす成果を具体的にイメージする、現実とのギャップを洗い出し願いに至るまでの障害をリストアップ、障害に対処する方法を考え計画を立てる。

 

第4章 なぜ「ネットワーキング」はうまくいかないのか

人間関係を円滑にする方法や人脈作りの方法が記載されている。私はピンとこないが、メンターがいる人の方が成功しやすいという話もあった。

友達を作るためには、「共通点を見つける」「相手の話をよく聞く」「相手に与える」を心がけるとよい、らしい。私にはこれだけで十分だ。

 

第5章 「できる」と自信を持つのには効果がある?

自信を持つことよりも、「セルフ・コンパッション」(自分自身への思いやり)が大事。この章はこの一言で片付く。

自信を持つことのメリットデメリットを散々述べた後に、究極の解「セルフコンパッション」を登場させる展開には痺れた(そういう楽しみ方をする本ではないかもしれないが)。

 

第6章 仕事バカ……それとも、ワーク・ライフ・バランス?

 時間をつぎ込めばそれだけ出世できるけど、家庭とのバランスは???的なジレンマについて。自分が望むバランスを知って、それに近付けることが幸福への近道とのこと。

幸福の構成要素は以下4つ

・幸福感=楽しむ

・達成感=目標を達成する

・存在意義=他者貢献する

・育成=誰かに何かを伝える

これらをバランスよく組み合わせて(自分が望むように)、それに近しい生活を送るのが一番幸せ。

そのためには、①今の生活・日々の行動が上記4つのうちどこに当てはまっているのかを分析し、現状のバランスを知る。そして、②自分の理想のバランスに近づけられるように、日々の行動を変えれば良い。

 

まとめ

以上が、私が「残酷すぎる成功法則」を読んで感じ取った全てである。

特に第3章は自己実現のための方法が結構厚めに書かれているので、ぜひ読んでみてほしい。